3か月は、もう長すぎる。
AI がコードを書く速さが変わった今、時間がかかるのは書くことではなく、決めることと待つことです。
時間が消える3つの場所
決めるのを待つ
作っている途中で「ここはどうしますか」が出るたびに、手が止まります。小さな MVP(最小限の使える製品)に足していく作り方では、この問いが最後まで続きます。
相手を待つ
画面は API を、API はデータの形を待ちます。順番に作る限り、どこかが必ず待っています。
1本ずつ書く
1本の AI は、1つずつしか書けません。作るものが大きくなるほど、前に決めたことを忘れ、直すたびに別の所が壊れます。
ビーズビルディングの答え
3つの待ちを、作り始める前に消しておきます。
| 待ち | 先にすること | いつ |
|---|---|---|
| 決めるのを待つ | 75の問いと設計書で、迷いそうな所を全部先に決める。途中の問いは、おすすめ付きのカードで数分で答える | Day 1〜2 |
| 相手を待つ | ブロックの間を約束の型でつなぎ、相手がまだでも、型どおりの仮の実装で先に作る | Day 2 |
| 1本ずつ書く | 10〜20のブロックに分け、何十本ものスレッドで同時に書く。T9 が1本ずつ main に入れる | Day 3〜5(実装) |
1本の AI
順番に作るので、規模が大きいほど遅くなり、崩れやすくなります。
群れ
先に決めてあるので、同時に作れます。規模が大きいほど、差が開きます。
3か月と、1か月
アジャイルの MVP の3か月は、BeesBuild の作り手の見込みです。10日で最初のリリース、1か月で本番は、このキャンプの計画です。
| よくある MVP の作り方 | BeesBuild Camp | |
|---|---|---|
| 最初に決める物 | 小さな範囲と最初の物 | 誰に、何を、どう届けるか(エコシステム) |
| 設計 | 要る所だけ、作りながら | 全部を先に。ただしペルソナの AI で確かめてから固める |
| Web・資料・動画 | MVP の後になりがち | 作る前に「先に作る4つ」として作る |
| 作る | 1本ずつ、数か月 | 群れで同時に。実装は2〜3日 |
| 客の価値を確かめる時 | 出した後 | 作る前(AI)と、作っている間(本物の人) |
| レビュー | 終わりにまとめて、PR を1本ずつ | ブロック単位で。量に合わせて人を集める |
| 最初のリリース | MVP を出す時 | 10日目(ウェブサイトが一通りでき、マーケティングを始められる) |
| 本番までの目安 | 約3か月 | 1か月(レビューとテストの日数は量で決まる) |
速さの元になっているのは、2026年11月の2つの実例です。実例では、Geniam Time が始めてから約40時間で main に約12.7万行、Xroid Dev が約17時間でハブに約5.1万行でした。どちらも条件が違い、10日で同じ量を約束するものではありません。
10日が向かない時
この作り方にも、合わない仕事があります。面談で正直にお伝えします。
- お客がいる今のシステムの、小さな改修。いつものアジャイルの方が軽く済みます
- 契約や規制で、全部の仕様を先に決めて承認を取る仕事
- 急ぎの不具合の修正。手法の問いではありません
- 題材がまだ無い時。先に作りたいものを決めてから来てください